レビュー編 PRO RACER RMS 2600A

Tuning/Custom

シートのセッティングは後ろが一番下、前は下から4つ目を暫定セットとした。かなり寝た姿勢なので、太腿から後頭部までシートに寄りかかり、腕は肩とハンドルの間で固定されているようなポジションとなる

減速、ターンイン、横G、加速と相応の入力を起こしてみたが、RMS 2600Aは軋みゼロで体を受け止める。 頭もヘッドサポートに押し付けられ、感覚的にはハンモックの様な体験が近い

自分を中心に車が動き、自分が操作系の頂点にいるという快感。重要なのはインターフェースだ

ステアリングボスを延長することで、ハンドルが上がって来てしまうが、RMS 2600Aの着座位置の低さから、ステアリングコラムも下限一杯で合わせることが出来た

注意事項とすれば、究極的なドライバビリティは利便性とトレードオフなこと。RMS且つ私の様なセッティングは、RAPFIX系のシステム前提だろう

普段使いの機会が多いので有れば、RS-Gの使いやすさは魅力になると思われる(ハイエンドなスポーツカーに純正採用されているバケットシートがこの手のラインを狙った造形な理由がよく分かった)ので、何事も試すが一番