アライメント沼

DB8

アライメントの影響の大きさを感じ、色々なセッティングを試したい欲がふつふつと、、
とはいえ、毎回TYPEONEに持っていく時間もないので、自分でできるようになるが現実的な選択

近づきにくいアライメントの世界、素人が手を出せるのかどうか

DB8で気になっていたのは、フロントタイヤ外側のショルダーの消耗が早い所。反面内側はほとんど磨耗しない状況だったので、もう少しキャンバーをつけてタイヤ幅を使いきれるようにしたい

とはいえ、社外のキャンバーアームは基本的に車検不適合で、強度計算書がついて車検をパスできそうなのは、J’S Racingのアッパーアームだけだったのでこちらを前後とも調達

アッパーアームを取り外すと、今のアライメントも狂ってしまうので、今のセットが自宅でどういった数値になるのかを計測できる必要があり、池谷フォーミュラさんのアライメントゲージも調達した

次に困ったのが、毎回同じ位置で計測できるのか?という点
ガレージは水勾配が付いていて、フロントとリアは水平でない。水平をどう作るか、とういか、水平がだせたとして、その位置に正確にジャッキで上げて降ろすなんてことが出来ると思えない

アライメント触り始めたら、上げ下げの作業も増えるだろうし、DB8とS2000の2台体制になって、整備タスクも増えてきているので、利便性と安全性を考えてクイックジャッキを導入することにした。自宅でボタンひとつで車がリフトアップされるのはひとつの夢だったので、ちょっと感動

70cm程度の高さまで上がるので、車の下で寝返りもできちゃう

タイプワンで設定してもらったアライメントを自宅のガレージで定位置で計測できるように寸法を測りマーキング、計測して数値化した値からどれくらい動かすかで管理する

リアのアッパーアーム外したら、2枚ワッシャーかまされていた。キャンバーの左右差を埋めるために入れられていた様子

リアはキャンバーアームつけてもトーは引っ張られなかった(数値変わらなかった)が、キャンバーがつく分もう少しアウトに振ってみた。ここのボルトを緩め、アームを左右に動かすことでトーを調整する仕組み。アームを動かすのにかなりの力がいるので、バールや長いマイナスなど、梃子の原理でトルクかけられる工具があると良い

フロントは、タワーバーを外し、サスペンションを外すことで、アッパーアームを外すことができる。エアインパクトないと足回りのボルトは大変、逆に言うとエアインパクトがあれば、結構サクサク進めていけた。あとは1/2の首振りエクステンションがあると微妙な角度のずれを埋められるので便利

フロントはキャンバーつけると、トーが引っ張られて凄まじいトーアウトになったので、こちらはタイプワンのセットのトーに合わせることにした

キャンバーはフロント-3.9 リアが-3 トーはフロントがアウト20 リアはイン3というセット

なかなか勇気が出なかったけど、伊豆に行く予定ができたので、そこに向けて作業をしてみた。ハンドルセンターも出ているし、怖い挙動もなかったし、往復数百キロ走って問題も出なかったので一旦は成功かな

ゆっくり詰めていく楽しみ