サーキットを走ると出る白煙。発生条件は決まっていて、袖ヶ浦で3周程度走り、ピットに戻りアイドリングになると、モクモクモク〜と結構な量。この状態で発進するとブワァァ〜と吐く、で、少し走ると煙は止まり、ピットに戻ると同じ状態、の繰り返し
マーシャルの方にも、念の為〜といった感じでチェックを促されるのが嫌で、以前オイルキャッチタンクを装着。装着当初はミストが少しキャッチされていたが、いつの間にかオイルキャッチタンクにはたまらず、モクモクモク、、、、
ブローバイ系のホースを辿ってみると、PCVバルブ下のブリーザーチャンバーのグロメット周りに油汚。PCVバルブを外しエアを吹いてみると、ちゃんと通気するものの、結構な空気圧で入れないと通気しなかったので、PCVバルブが開く前にグロメットから漏れ、PCVバルブより上(キャッチタンクのライン)にミストが上がらずに戻ってしまい、白煙になったのではと予想
ブリーザーチャンバー自体はご相談で部品が出なかったが、グロメットやジョイント、ホース類は部品が出たので、一通り注文
ブリーザーチャンバーを外すため、下からアクセス。インマニのサポーターを外さないといけないので、長めのエクステンションが必要。そして硬い。配管も外さないといけないが、なんせ狭い。ブリーザーチャンバーを外したら、まずは綺麗に洗い、バキバキに硬化しているグロメットとジョイントを割りながら外す。組み付けは逆の手順で入れるだけだけど結構硬い。ブリーザーチャンバーとエンジンの間のオイルシールも勿論交換
新しいグロメットとジョイントにホースを接続し、なるべく接続しやすい角度にしてから元の位置に戻し、ホースを接続し、各ボルトを締めていく。書いてしまうと簡単だけど、狭いかつ色々な部品とホースが間にあるのでアクセスするのが本当に大変
この辺りの掴みもの達を駆使して、なんとか取り付け。エンジンオイルフィルターを外せばもう少し空間を作れるので、もし再度やらなければいけなくなったら、エンジンオイルの交換と一緒にやるのが良さそう
今回はブリーザーチャンバーからPCVバルブへつながるホースと、ヘッドカバーからエアクリーナーホースへ接続されるホースを一本にまとめ、PCVバルブを介さず、そのままオイルキャッチタンクへ接続した。オイルキャッチタンクから外へ出る配管はインマニにはつながず車体下部へ回す構成とした
インマニはキャップで対応
この状態で袖ヶ浦フォレストレースウェイで走行チェックしたところ、連続周回してもピットへ戻っても全く白煙が出なかった。友人に追いかけてもらい確認してもらっても同じ反応。いつも注意を促してくれるマーシャルさんも今日全然出ないですね〜、とのこと
オイルキャッチタンク確認すると、数mlミストがキャッチされていて思わずニンマリ。ずっっっっと懸念だった白煙問題が解消した嬉しさと、気兼ねなく踏める気持ちよさで大変楽しい1日でした